リノベーション 大阪｜事例

ご夫婦お二人でのお住まい。最初にお話をお伺いした時から、パリのアパルトマンのようなイメージをはっきりとお持ちでした。実際パリを何度か訪れ、蚤の市で購入されたアンティークのディスプレイを楽しみにされています。
オリジナルで製作した壁一面のブックキャビネットの背面には奥様が探してこられた壁紙を施工。イギリスのテレビドラマ現代版＜シャーロック＞のあまりにも有名な下宿先であるベーカー街221B。彼の部屋の壁面の棚に使われているような柄がぴったりですよとアドバイスさせていただきました。お二人が選ばれたダマスク調の壁に、ご夫妻のこだわりとセンスが感じられます。

▲ キッチン、リビングダイニング、ウォークインクローゼットの中の床はオーク材でヘリンボーン施工。各個室は幅広のオーク材でストリップ施工。貼り方を変えることでアクセントをつけています。
▲ キッチンの壁面タイルはニューヨークの地下鉄で使われている会社のもので100年前からの定番です。日本でも5,000円台／㎡で購入することが出来ます。後ろのキャビネットは私が制作しました。
▲ モールディングを付けるだけで雰囲気が出ますよね。価格は3,000円程です。
▲ どんな要望の家具も制作できます。取っ手の組み合わせも自由なのでオリジナリティ溢れる空間を演出できます。
▲ オリジナルのブックキャビネットは収納量が多く、デザインと機能がバランスよく表現出来たと思います。
▲ リビングとワークルームの間仕切りになる窓。ドイツ製やフランス製のモールドガラスを使ってオリジナルで製作しました。
▲ キッチンの扉もオリジナルで制作しました。今回はアンティークホワイトで仕上げましたが、色も自由に変更可能です。
▲ ダマスク柄のクロスは材料コストは400円／㎡～です。（写真のクロス代は4,000円程度）
▲ ワークルームは奥様がアイロンがけなどの家事の用途に、ご主人のお仕事場として有効に活用していただけます。インダストリアルなライトはホームセンターで2,000円で購入したグレーにペイントしてヴィンテージ感を出しました。引出しロッカーはIKEAで4,000円でした。ブリティッシュグリーンでペイント後、ペーパーで角を研り、シャビースタイルに。
▲ リビングドアはアメリカ製ヘム材で28,000円程で購入できます。ブリティッシュグリーンでペイントしました。
▲ 洗面所のルーバーバイオフィールドドアは10,000円程です。無垢材なので100年は使用できます。
▲ キッチンキャビネットやリネンボックスはオリジナルで製作しました。
▲ 小振りの洗面台も扉は全てオリジナルです。
▲ 床はイタリア製タイルで磁器質なので水を吸い込みません。
▲ 無垢のオーク材は100年以上は使用できます。
▲ 壁は全て本漆喰仕上げなので、消臭・調湿性に富んでいます。漆喰×アイアンのフックが映えるデザイン。
▲ ドアをアンティークホワイトにペイントし、ヴィンテージスタイルにペーパーをかけました。
▲ ワックスは蜂の巣から作った「BEEWAX」を使用。
▲ クロゼットの中もクロスで仕上げています。また、床のオークも張り込んでいます。
▲ 廊下の大理石はイタリアのビアンコカララ×スペインのネロマルキーナの組み合わせです。二千年以上前からのデザインです。良いデザインは時代を超えてタイムレスに受け継がれてます。
▲ ヴィンテージスタイルのドアとの相性も◎。
▲ ドアのパネルデザインが素晴らしいですね。このドアメーカーは100年以上前からこのデザインのドアを制作しています。
▲ masuoka-designのショールームを見て気に入っていただいた大理石の床。廊下は同じようなイメージで施工しています。廊下の壁も全て漆喰仕上げです。
▲ 収納量は確保した上で、下駄箱の中もダマスクのクロスで仕上げました。
▲ 玄関は汚れも気になるのでダークブラウンの大理石を採用。ホワイトのラインとビアンコカララをリンクさせたデザインに仕上げました。